13年12月9日//女子三人で防水の体験へ 05



室外機の下にウレタンを塗布 そうしてあれやこれと話している途中、室外機の下まで覗くような体勢で作業を進めていると思わず表情をしかめる島田さん。
ずっとやっていてもシンナーの香りには慣れないし、慣れちゃいけないような気がする。と零していました。
途中で島田さんが足を滑らせてウレタン塗れになってしまうと言うハプニングもありましたが、反射すると光沢のあるピッカピカの仕上がりになりました!

この後は1~2日乾かしてからトップコートを塗っていきます。
トップコートは細かなゴムチップ入りのもので、ウレタンだけでは艶がたっぷりと出ているのですが、トップコートを塗布すると艶が抑えられます。
ベランダなので、あまり反射していると、少し支障が出ることも…。
しかし、こうして綺麗になっていく工程を見ていると楽しくなってきてしまいますね。
それで、下塗りから続く防水の仕上げになります。

ウレタンの硬化促進剤 今日1日の作業が終わり、最後の片付けついでに硬化促進剤を通常より多く混ぜ入れた塗料の実験を見せてもらいました。
とある職人は材料を練る時に硬化剤と間違えて、硬化促進剤を大量に投入してしまい、足場の上へあがるまでに固まってしまって使いものにならなくしてしまった…なんて言う話もあるそうです。
硬化したウレタン 極端に脚色しているんだろう、と思いながら促進剤を多く入れた塗料の準備。こういう実験はなんだかわくわくしてしまいます。
5分10分もするとすぐさま固まって、ぶにぶにと柔らかいムースのような感触になりました。
本来は何日もかけて固まるのを待つ必要があるので、それを考えると硬化までの時間の短さで促進剤の効果がおわかり頂けるかと思います。
その上に塗料を乗せると混ぜあわずに2層になり、硬化が進んでいることが目でもわかりました。


最後は女子3人で記念撮影。
少し前までは汚れ1つないニッカやジャケットだったのに、気付けばたくさんの塗料が…。作業に夢中になっている間についてしまったようです。
職人の作業着の汚れは真剣さの表れなのかもしれませんね。怖いながらも間近で作業を見学できて、多くを学べる1日でした。
忙しい作業の中、お邪魔させてくださった職人さん方、ありがとうございました!